Q1 特に初めての方 ・・・ はりは痛くないですか?
治療に用いるはりは、直径が0.2mm以下の細さで、注射針の穴に入ってしまうほどの細さで、髪の毛と太さはほぼ同じです。個人差はありますが、ほとんど痛くありません。
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Q2 はり灸には副作用があるのでしょうか?
ツボを刺激し身体のバランスを整えていく治療法ですので、副作用はほとんどありません。子供からお年寄りまで、安心して治療を受けることができます。
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Q3はりはきちんと消毒されているのでしょうか?
はりは「ディスポ−ザル(使い捨て)」を使用しています。ディスポーザル針は消毒滅菌されて一回使用ごとに廃棄されます。
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Q4はりはなぜ効くのですか?
はりは身体の血液の循環を良くしてあなたの持っている自然治癒力を最大限に引き出すお手伝いをします。
身体が痛むのは、「休みなさい」「血液が滞っています」などの身体のシグナルです。はりをして身体をいたわってあげてください。
また、はりは痛む場所を的確に捉えることができ、深さや刺激の強弱や針の太さで、調整できますので、子供から老人まで体力に合わせた治療法が可能です。
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Q5 お灸はなぜ効くのですか?
はりと同様に身体の血行をよくして、はりの効果をサポートします。お灸だけでも、内臓の働きを促し冷えや関節などの痛みの緩和に役立ちます。
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Q6 がんは治りますか?
当治療院では、自然治癒力を引きだす、自律神経免疫療法をしていますので、がんを根治することはできませんが、術後のがんの再発を防ぐお手伝いをすることができます。
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Q7 はりをしている状態で動いても、大丈夫?
取ることを前提とした皮内針といって、皮膚を消毒した後、1〜5mm程の、体の中に入り込まないようにできている針をテープでとめておくので、その状態で動いたり運動したりしても大丈夫です。
皮内針は、色々な疾病に有効で、肥満対策などに使う場合があります。
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Q8 妊娠中でもはり灸治療をしても大丈夫ですか?
はり灸治療は身体の免疫力や自然治癒力を高めていく治療法なので、妊娠中の女性や胎児などへの副作用はなく、投薬による治療ができない方に適しています。
はり灸によってつわりが緩和されたり、流産癖のある人が無事に出産 したり、また、逆子が直ったという例もあります。ただし、妊娠していることは 治療を受ける前に必ず申告してください。
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Q9 病院での治療や投薬中でもはり灸を受けて大丈夫ですか?
疾病によっては、投薬とはり灸との併用によってより高い効果を望める場合もあり、欧米ではそれが標準的な考え方になりつつあります。日本でも積極的に併用治療を推奨している医師、鍼灸師も多数存在します。
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Q10 ストレスや更年期、うつ病にもはり灸は効くのですか?
ストレスから来るさまざまな症状の改善に、はり灸は大変有効であるといわれています。
また、更年期障害に伴う自律神経失調症や不定愁訴(めまいや動悸、肩こり、腰痛など更年期になってから起こる症状)を治めるには、はり灸がもっとも適している治療法の一つです。
うつ病に関しては、心療内科などの西洋医学との併用治療がより有効と思われます。
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Q11 はり灸は脱毛にも効果があるのでしょうか?
脱毛の原因は様々ですが、ストレスによる円形脱毛の人が多く、その場合はある程度の効果が期待できます。
その他の場合も長期間の治療で効果がみられることもあります。
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Q12 痩せるツボは、あるのでしょうか?
痩せるツボとして一般的によく知られているのは耳ですが、はりによる通電や、皮内針という針による刺激を耳の胃点、肺点に加えると食欲を抑制して体重減少や代謝異常を改善させる可能性が推測された、という報告などもあります。
しかし、ダイエットを成功させる上で一番大切なことは、正しい生活習慣を継続していくことで、はりによるツボへの刺激は、そのきっかけを作ることです。
よい針灸院では、心身全体の健康のために適切なアドバイスや治療を行うことを心がけています。
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Q13 坐骨神経痛とは何ですか?
坐骨神経痛(腰部脊柱管狭窄症)とは、人の体の中で最も大きな神経、その太さは親指くらいで長さは約1mもあります。位置は、殿部側からは骨盤の裏の深部にあり、腰から膝の裏から2つに分かれ、足先まで伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因により圧迫を受け刺激され痛んだり炎症を起こすことにより、おしりや下肢にしびれや、つっぱりが出ることを「坐骨神経痛」と言います。症状がひどい場合は、ふくらはぎやくるぶし、足の裏、足先までおよびます。
発作的に痛みが起こることもありますが、多くは慢性的に痛みが継続します。痛み方も様々で、焼けつくような痛み、ひきつるような痛み、切られるような痛みがあり、激しい痛みで立つのもままならなくなり。歩行が困難になったり夜眠れなくなったりと、日常生活に支障をきたすこともあります。
【原因】腰痛持ちの人に起こりやすい症状と言えます。腰痛時に一時的な痛みの緩和を続けるだけで、根本的に腰を治していないため、弱くなっている腰が坐骨神経痛を発症するのです。 その他、原因としてあげられるものは、腰椎椎間板ヘルニア、分離すべり症などがあります。特にヘルニアによって坐骨神経が圧迫され炎症を起こし。痛みやしびれを誘発するものです。原因が特定できるものもありますが、病院で検査を受けても、その原因がはっきりしないことも多いようです。 |